阿久津貴志私的公式ブログ|国士無双語録

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2015年6月5日21:52:40/カテゴリー:Private

とにかく、とにかく面白い!
 
 
 
静岡学園高校サッカー部 元監督 井田勝通の記事
引用させていただきました。
 
————————————————————————————————————-
不幸せなことなど何もない
 
 
 
世の中は不思議なものだ。
俺は今年70歳になったんだが、
天にわれわれの今だ理解不能の神様のようなもの、それを「サムシンググレートsomething great 」と呼んでいるが、その「無限の力の存在・偉大なる何者」かが、我々を生かさしてくれているように思う。
自分の小さな考えではとても生きることなどできない。
人の体・意思・人生はどのようになっているか。…
たとえば人の体はなんでできている?DNAという、2本のらせん状のテープに4つの科学の文字の様々な組み合わせによって表される情報が書いてある。その1個の細胞に含まれる遺伝子の情報は30億の科学の文字で成立している。千ページの本を3千冊積み上げた情報量が、肉眼では見ることもできない小さな細胞に詰まっていて、それが、さらに60兆も集まって一人の人の身体はできている。…理解を越えた凄さだ。
その奇跡の組合せの何ものかが、たとえば、まがうことなく、夜、人が寝ている時でも呼吸を可能にしてくれている。
不思議だな。
 
同じように、
70歳になって感じること
人間一見、公平でない、不平等のように感じることがあるだろうが、
天の神さん・サムシンググレートは、意外と長い目で見ると、公平に正しく人に判定を下していると思うな。
それはオレの小・中・高の同級生を見るとすごくわかることがある。
勉強できてすごい奴が将来出世するかなと思ったら結果は意外とダメなんだよ。
ダメだな、問題児や落第生が以外と元気で長生きして出世している。
俺も同じ勉強好きでない問題児で静高の時は学校行かずによく裕次郎の映画を映画館で一日中見ていた「おいらはドラマー、やくざなドラマ―…」ってね。爆笑。
そんな若い時ダメの烙印押された仲間が意外と「豊か」なんだな。
この歳になって同窓会やると、もう8割ぐらいの真面目な奴はみんな歳とっちゃって、病院の話とか、ガンの話とか、年金の話とか、「サンデー毎日」だな、そんな話ばっかりで、「おいやめろよ。俺達は今青春だぜ」と言うんだが。爆笑。
不思議なんだな。人間と言うのは。
神さんはよくうまいこと人間をつくっている。
若い時にすごい奴は以外とダメなことがある。
逆に先生のいうこときかない悪いことやると目を付けられた奴が、意外と社会に出て、深く生き、交際が広くなって、歳取って素晴らしい人間になっている。
それがこの歳になって不思議だなと思う現実なんだ。
だからみなさんの子供たちがね、別に学園でレギュラーになれないからと言って全然悲観する必要はない。
人生にはもっと大事なことがある。
 
それを学ぶのが中学、高校の「練習」なんだ。
練習練習練習…練習を、夢中にやる。何かにとり付かれた様に練習する。
「キ」の字がつくほど練習する奴が、
その時レギュラーでなくても、
あとで、その素晴らしい実体験が、力を持って社会で役に立つ。
というのが、俺の70年の人生の経験で、
また学園で40年間教えたなかで、
そうして成功した子供たちがたくさんいることが確信だ。
 
この前も静岡市のサッカー協会トレセン30周年記念で話をする機会があって、
その時少年を指導している30人の中で俺の学園の教え子が8人。
しかもそいつらはみんな学園のサッカーをやる・ポリシー持って個人技にこだわっている。
あぁよかったな、嬉しいな。最高だな。
種をまいててよかったなと思うんだよ。
 
しかもその連中も決してレギュラーじゃなかった。
決して学園の時、花開いたわけじゃなかった。そういう奴らが社会に出て少年を育て活躍している。
 
「花と咲くより踏まれて育つ草の心が好き」と言われるが、
若い時に花と咲くよりも苦労して、踏まれてだんだん強い美しい花になる。
「雑草の様な人間が将来はきっと勝つ」というのが70年生きた一つの感想だ。
 
この前ちょっとお寺に行った。
玄関の硝子戸に
面白いことが書いてあったから写してきた。
結構心当たりがあることがある。
 
題は「天は二物を与えず」
 
若い時、体は強いが金がない
うまいもの、食いたいけれど金がない
年をとり、金はできたが体が弱り
食べたい物が食べられない
 
金のある時、暇がない
暇のある時、金がない
お金お金と無理して貯めた
貯めた途端に命がヤバい
(なぁこういうもんだよな人生ってのはなぁ)(爆笑)
 
家を新築、貯金もできた
肝心かなめの子が出来ぬ
できたできたと喜んで
花よ蝶よと育ててみたら
貯めたお金を湯水と使う
 
お金も子供もいう事ないが、
貰った嫁が気に入らん(大爆笑)
 
生んだ子が、親殺す世の中だ
我慢するしか他はない
辛抱するのが当たり前
そういいきかせて生きてきた
ままにはならぬ世の中と知ってはいるが辛すぎる
 
二つ揃ってよいことないと
悟るまでには年月かかる
わかりかけたら年老いて
歩くことさえままならぬ
この世の終わり近付いて
ほんに浮世はままならぬ
(あぁよいよい)…これはオレの言葉だ(大爆笑)
 
欲をかかずに生きていけ
分相応に生きていけ
 
こんなことなんだよ人生は。
 
ちょっと酔っ払ってるがまだいいか?
「何時間でもどうぞ」(司会者)(笑)
 
まあ、
俺の生き方で大切にしていることは、
ポジティブで、楽天的で、あまり悲観しないで、それでもあまり楽観しないで、
現実をそのまま受け入れて生きていこうということだ。
 
ちょっと堅い話になるんだけど、
ドイツの哲学者のライプニッツが言っている「絶対必然即絶対最善」という言葉がある。
この言葉のような生き方が俺は好きだ。
 
ちょっと説明すると、
我が身に降りかかってくる一切の出来事は、自分にとって絶対必然であるとともに絶対最善であるということ。
 
わかりやすく言えば、
ここに川口修と言う男がいるだろ。俺がやめて、(俺を継いで)川口が監督になってすごく良くなっている。
俺が成し遂げれなかったインターハイも県で二連覇している。
で、川口は平成8年にブラジルから帰ってきて強化を始めたばかりの明誠高校にコーチとしていた。
それをオレは後継者としてひっぱってきた。
彼はどういう気持ちで母校のコーチになるということを受けたのかはわからないが、そのことは絶対必然なことだったんだ。そしてそれを受けたことは絶対最善な選択だったんだ。
わかるかな。
斎藤興龍ってのが今日は遠征で居ないんだけどここにいる。
平成4年に全国優勝した時にサッカー教室を開いた。
彼はその時、函南中学の生徒だった。
不器用なな(笑)。いないから言うけどな(爆笑)
ヘタでしょうがないんだけど熱心で、(小学生のスクールに中学生なのに毎週)ずーっと教室に通い続けてきて、高校になって下宿してサッカー部に入ってきたんだ。
そして、高校3年の時、スポーツマッサージ師になる専門学校へ行くっていったんだけど、
俺は「大学は出とけ、大学出とけば何とかなるから」って言って国士館大学に行かせた。
それから、学園に教師として入ってきて、中学の1年でプレミアカップとって、そして3年で岡島が中体連で優勝したんだよ。
それもだよ。絶対必然なんだよ、それも運だよな。
中学の時に何十キロ離れたところから学園のスクールにうまくなかったが通い続けた。
そして高校から国士館そして学園で先生になった。これ最善なんだよ。
 
ものの見方をネガティブに考えるかポジティブに考えるかだよ。
たとえばここにいる人、俺が知らない人が半分いるけれど、こうやって会えることは何かの縁があってのことだ。
俺がもしも早く死んでいたらあってはいない。
君たちの子供がもっと後にここにきていたなら今あうことは叶わなかった。
必然なんだ。トンピシャリでここであったんだよ。
これが必然なんだ。そして最も良いことなんだ。
今学園に来た、川口に出会い、みんながここにいることは最高にいい事なんだ。
そして、俺も今ここでみんなに話せることは最高なことなんだ。
ちょっと酔っ払い過ぎているけどな(笑)。
そういう発想で生きるならば、いろんな苦しいことや悲しいこと、悩み事があってもいろんなことがあっても、それは大丈夫だよ。
 
たとえば、あなた方や子供が、いろんな苦しみ、なかなかレギュラーになれないとかケガしたとかあるだろうが、それは与えられた試練であって、乗り越えた先の素晴らしくいいことのためにあるんだ。
 
親も子も試練は落ち込むことではなくてチャンスなんだ。
苦しみ、悲しみだってチャンス。
たとえばサッカー部40年の中でも学校が理解がないなら、理解がない時ほど頑張って意地でも頑張れるチャンスなんだ。「なにくそ」「よーし」となるチャンスだ。
試練は乗り越えたら素晴らしい新しい世界があるんだ。きっと拓けるんだ。
 
いいたいことは、
だから…絶対あきらめちゃだめだ。
必ず頑張れば成功する。
そのように世の中はできてる。
そのようになっているんだ。
それが早く成功するか遅いかの違いだけだ。
 
この前ラジオ聞いていたら、柔道の金メダリスト山下泰裕さんが
「子供みんな可能性がある、みんなよくなる、絶対にうまくなる。早く強くなる人か遅くなってうまくなる人か、ただそれだけの違いだ。だけども、ほとんどの人は途中であきらめちゃうからモノにならない。だからコツコツコツコツ努力できるかどうかが大切だ」
みたいなことをしゃべっていた。
 
縁あってみなさんの子供さんが学園に来たということは、
なんだかの必然性があった。そしてチャンスが目の前にある。苦しい練習もたくさんある。けれどそれを乗り越える。
そして、最後の最後は社会人となって成功してもらいたい。
 
プロになるのは何百人に一人、そして一流選手になるのはその中でも一握り、学園の選手で多くのJリーガーいるけれど、本当に活躍で来ているのはほんの5人くらい。

昔、三浦泰年、カズがいたがあいつらは異常に練習した。
その当時おれも30代で若く6時半からの朝練習の30分前に草薙で走っていた。
 
そしたら泰年達は朝練の前に俺と一緒に走ってからそれから練習する。
それから8時ころに終わる練習の後に自分でまた練習する。
これがまた大事なんだよな。
ホント大事なことだ。
ただ与えられた練習だけをやる選手はダメなんだな。
プラスアルファやる奴だけがスゴクなるんだな。
「キ」の字がつく選手。「こいつバカじゃないか」「サッカー好きで好きでションない」そんな奴。
このくらいになると本物になる。絶対に。
 
人生でサッカーでも、サッカーのみならず何かにかけるということがスゴく大事だ。
今、青春の時代に中学高校の間にな。
 
そのこと忘れないでな。
 
子供たちは、常に夢がある。
絶対あきらめさせないような自身が素敵な親になる。
親の仕事は、しつこくしつこく励ますこと。
学園で勝てなくても社会に出て頑張り勝てばいい。
全然心配いらない。
 
かっかっかっ。
ありがとうございました。..
 
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阿久津貴志
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1975年9月28日
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