阿久津貴志私的公式ブログ|国士無双語録

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脳科学

2013年10月2日07:28:00/カテゴリー:Private

脳科学的には褒め方にポイントがある。

  

 

 

 

幸いにも、自分の周りには自分の子を天才と勘違いされる親は居ません。(居ないと思います。。。)

 

 

以前、とあるチームのスタッフが言っていたのを思い出した。

 

 

 

「最近は、子供より先に親が勘違いをする。」

 

 

 

分かる気がします。

 

 

 

その方のチームでは、試合会場でこんな会話が常に交わされるらしい。

 

「おたくの子供うまいですよね~」

 

「そういうあなたの子供の方がうまうですよ~」

 

「いやいや、あそこのあのプレー凄かったですよ」

 

「おたくの子のあのプレーの方が凄かったですよ」

 

 

 

・・・・・「親が先に勘違いする」、分かる気がする。

 

 

 

 

 

ある、記事の一文を抜粋しました。

 

 

 

小さかった頃うまかった子が伸び悩む原因として、考えられる大きな原因がもうひとつあるんですよ。それは、6、7、8歳くらいで天才呼ばわりされること。これは非常に危険なんです。

 ほめかたでIQが変わることを証明した、スタンフォード大学心理学部教授キャロル・ドゥエックという人が行った有名な実験があります。

 まず、子どもたちを2つのグループに分け、ひとつのグループの子どもたちは、「天才だね」「才能あるね」とほめます。そして、もう一方の子どもたちには、「がんばったね」「一生懸命努力したね」と努力をほめるのです。すると、その後の伸び方が明らかに違うのです。

 例えば、難しいパズルとごく簡単なパズルを用意して、それぞれのグループにやってもらいます。すると、天才とほめられたグループは、簡単なパズルに取り組み、逆に努力をほめられたグループは難しい方に挑戦するんです。

 また、難しい問題(テスト)を解いてもらった後、「友だちの答案を見てもいいよ」と伝えると、天才とほめられた子たちは、自分より出来の悪い子の答案を見ようとする。

 そして、努力をほめられた子たちは、出来のいい子の答案を見て学ぼうとし、最終的には努力をほめられた子はスキルアップしてIQが2割ほどアップする。天才とほめられた子はIQが3割くらい落ちてしまうという結果が出ているんです。身体能力にも同じことが言えるんじゃないかと私は思っています。

 先述した前頭葉には、エラー陽性電位という自己を観察するモニターがあります。ここを働かせ、自分のエラーを積極的に見つけ、直していける人が、後々、力が上がっていく、伸びていく人なのです。

 お父さんが「やっぱりオレの子だ」なんて言ったりしていたら危険。失敗して学び、成長しなければいけないのに、今の自分を守ろうとしてリスクのあることにチャレンジしなくなります。この積み重ねは相当大きいですよ。

 こうして脳を通して見てみると、センスや直感、才能というものは、持って生まれてきたものというより、変化、成長に裏打ちされている才能であって、時間をかけた意識的な努力が前提であることがよくわかります。

 最近、天分としか思えないような才能があるプレーヤーを「持ってる」という言葉で表現しますが、ぜひこれは、「変化・成長する力を持ってる」と置き換えて考えてほしいと思いますね。

小さかった頃うまかった子が伸び悩む原因として、考えられる大きな原因がもうひとつあるんですよ。それは、6、7、8歳くらいで天才呼ばわりされること。これは非常に危険なんです。

 ほめかたでIQが変わることを証明した、スタンフォード大学心理学部教授キャロル・ドゥエックという人が行った有名な実験があります。

 まず、子どもたちを2つのグループに分け、ひとつのグループの子どもたちは、「天才だね」「才能あるね」とほめます。そして、もう一方の子どもたちには、「がんばったね」「一生懸命努力したね」と努力をほめるのです。すると、その後の伸び方が明らかに違うのです。

 例えば、難しいパズルとごく簡単なパズルを用意して、それぞれのグループにやってもらいます。すると、天才とほめられたグループは、簡単なパズルに取り組み、逆に努力をほめられたグループは難しい方に挑戦するんです。

 また、難しい問題(テスト)を解いてもらった後、「友だちの答案を見てもいいよ」と伝えると、天才とほめられた子たちは、自分より出来の悪い子の答案を見ようとする。

 そして、努力をほめられた子たちは、出来のいい子の答案を見て学ぼうとし、最終的には努力をほめられた子はスキルアップしてIQが2割ほどアップする。天才とほめられた子はIQが3割くらい落ちてしまうという結果が出ているんです。身体能力にも同じことが言えるんじゃないかと私は思っています。

 先述した前頭葉には、エラー陽性電位という自己を観察するモニターがあります。ここを働かせ、自分のエラーを積極的に見つけ、直していける人が、後々、力が上がっていく、伸びていく人なのです。

 お父さんが「やっぱりオレの子だ」なんて言ったりしていたら危険。失敗して学び、成長しなければいけないのに、今の自分を守ろうとしてリスクのあることにチャレンジしなくなります。この積み重ねは相当大きいですよ。

 こうして脳を通して見てみると、センスや直感、才能というものは、持って生まれてきたものというより、変化、成長に裏打ちされている才能であって、時間をかけた意識的な努力が前提であることがよくわかります。

 最近、天分としか思えないような才能があるプレーヤーを「持ってる」という言葉で表現しますが、ぜひこれは、「変化・成長する力を持ってる」と置き換えて考えてほしいと思いますね。


1件のコメント

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1件のコメントがあります。

小職の愚息は4年生からサッカーをチームで始めました。
それまではベルマーレのサッカースクールに1年生から参加。
誉めるどころか、駄目だしを続けてしまいました。
彼は、大丈夫でしょうか?しかしCFで守備をしないとか、
SBで守備と得点に絡まないというか、チームが勝つために
自分ができることを常に考えろという駄目だしを続けてきた
つもりです。(マンガのLOSTMANを2人で読んで考えました)
もう遅いかもしれませんが、愚息の親の悪路の修正をLONDLINA
でできればと考えています・・・。(他人まかせですみません)
小職的にはLONDLINAはスキル(技術)があるのにサッカーが下手。
でもよく走る。よく走り、前線から守備をして、得点力があるFW
がいればもっと勝てる気がします。(フィジカル、アジリティが不足?)
J傘下のチームではないので、育成が目的ではなく、チーム一丸となって
勝つ嬉しさをみんなが学んでいければ良いな~と小職としては思います。
今後とも、ご指導をよろしくお願い致します。

ps 坊主頭は良かったです。いまどきなので、オシャレボーズは
   許可しながら、全員坊主の規則はだめですかね・・・。
   それじゃ、サッカーが上手い子供が集まらなくなるので
   経営に問題がでますか・・・。でも個人的には黒い練習着に
   日に焼けた顔、坊主頭はかっこいい気がします。

2013年10月2日21:06:58/JJ


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1975年9月28日
出身地:
神奈川県
所属:
湘南ベルマーレフットサルクラブ・吉本興業東京NSC7期生

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